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自動車税とは
自動車税はエンジン排気量に対してかけられている税金です。
エンジン排気量はエンジン出力と比例する関係にあります。
より排気量が大きく力強いエンジンほど道路を傷めやすい＝道路の修繕費になる税金を課すという税金で、かつては道路特定財源でもありました。
その後一般財源化され近年ではエンジン排気ゼロの電気自動車の登場もあり、今後の自動車税の在り方についての議論もあります。
2019年10月から自動車税は減税に
| 排気量(自家用車) | 引き下げ前の税率 | 引き下げ後の税率(引き下げ額) | 2019年9月以前で新車から13年経過 |
| 軽自動車 | 10,800円 | 10,800円(0円) | 12,900円 |
| ～1000㏄ | 29,500円 | 25,000円(-4,500円) | 33,900円 |
| 1001～1500㏄ | 34,500円 | 30,500円(-4,000円) | 39,600円 |
| 1501～2000㏄ | 39,500円 | 36,000円(-3,500円) | 45,400円 |
| 2001～2500㏄ | 45,000円 | 43,500円(-1,500円) | 51,700円 |
| 2501～3000㏄ | 51,000円 | 50,000円(-1,000円) | 58,600円 |
| 3001～3500㏄ | 58,000円 | 57,000円(-1,000円) | 66,700円 |
| 3501～4000㏄ | 66,500円 | 65,500円(-1,000円) | 76,400円 |
| 4001～4500㏄ | 76,500円 | 75,500円(-1,000円) | 87,900円 |
| 4501～6000㏄ | 88,000円 | 87,000円(-1,000円) | 101,200円 |
| 6001㏄ ～ | 111,000円 | 110,000円(-1,000円) | 127,600円 |
自動車税の見直しが行われ、2019年10月以降新車登録した自動車に関しては、軽自動車以外では自動車税が減税となりました。
グリーン化特例対象車は翌年度の自動車税が軽減
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対象・要件 |
特例処置の内容 |
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| 普通車 |
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概ね75%軽減 |
| 軽自動車 |
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概ね75%軽減 |
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適応期間：令和3年（2021年）4月1日～令和5年（2023年）3月31日 |
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グリーン化特例は13年経過した自動車に対しての重課と同時に、新車に対しての軽減に関する制度です。
天然ガス自動車以外はモーター駆動で走る自動車を対象としており、新車登録の翌年にかかる自動車税が軽減されます。
自動車取得税は廃止され環境性能割に
2019年10月に自動車取得税は廃止され、環境性能割という制度に置き換わっています。
| 環境性能区分（自家用車） | 税率（自家用車） | 環境性能区分（軽自動車） | 税率（軽自動車） |
|
0% | 電気自動車 | 0% |
| 2020年度燃費基準+40％達成車 | 0% | 2020年度燃費基準+40％達成車 | 0% |
| 2020年度燃費基準+30％達成車 | 0% | 2020年度燃費基準+30％達成車 | 0% |
| 2020年度燃費基準+20％達成車 | 0% | 2020年度燃費基準+20％達成車 | 0% |
| 2020年度燃費基準+10％達成車 | 1％ | 2020年度燃費基準+10％達成車 | 0% |
| 2020年度燃費基準達成車 | 2％ | 2020年度燃費基準達成車 | 1％ |
| 環境性能未達成の車 | 3% | 環境性能未達成の軽自動車 | 2％ |
旧自動車取得税は車両価格の2～3%を課し、そこにエコカー減税をかけていました。
環境性能割は普通車は3%、軽自動車は2％を上限とし、環境性能に優れている自動車に対しては減税もしくは非課税としています。
非課税対象となる車種も多くなったことで、全体的に見れば自動車取得に関しての税金は減税となりました。
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