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エコカー減税とは
エコカー減税は自動車重量税と旧自動車取得税における減税処置です。2019年10月に自動車取得税は廃止されて、環境性能割という新しい制度になり、環境性能に応じて減税される事となりました。
| 区分 | 3年自家用車(2021年5月以降新車登録時) | ||||
| エコカー | エコカー(75%減) | エコカー(50%減) | エコカー(25%減) | エコカー外(軽減無し) | |
| 軽自動車 | 免税 | 1,800円 | 3,700円 | 5,600円 | 9,900円 |
| 0.5トン以下 | 該当なし | 3,700円 | 5,600円 | 12,300円 | |
| ～1トン | 7,500円 | 11,200円 | 24,600円 | ||
| ～1.5トン | 11,200円 | 16,800円 | 36,900円 | ||
| ～2トン | 15,000円 | 22,500円 | 49,200円 | ||
| ～2.5トン | 18,700円 | 28,100円 | 61,500円 | ||
| ～3トン | 22,500円 | 33,700円 | 73,800円 | ||
| 区分 | 2年自家用車(2021年5月以降からの税率) | ||||
| 初回車検のエコカー | 2回目以降車検のエコカー(本則税率) | エコカー外 | エコカー外(13年経過) | エコカー外(18年経過) | |
| 軽自動車 | 免税 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
| 0.5トン以下 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 | |
| ～1トン | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 | |
| ～1.5トン | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 | |
| ～２トン | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 | |
| ～2.5トン | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 | |
| ～3トン | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 | |
エコカー減税対象車は新規登録時と初回車検時は免除、2回目以降の車検も本則税率となり、エコカーではない車に比べて軽減されています。
税制改正によって延長が行われていますが、現在のエコカー減税の対象は2023年4月30日までの新規登録車両となっています。
自動車税にはエコカー減税は無い？
| 対象・要件 | 特例処置の内容 | |
| 普通車 |
|
概ね75%軽減 |
| 軽自動車 |
|
概ね75%軽減 |
|
適応期間：令和3年（2021年）4月1日～令和5年（2023年）3月31日 |
||
エコカー減税は自動車重量税と自動車取得税を対象としたものです。
自動車税にはありませんが、その代わりとなるのがグリーン化特例があります。
グリーン化特例とは環境に配慮された新車を対象に、翌年度分の自動車税・軽自動車税に対する軽課処置、および13年以上経過した旧車に対する重課処置のことです。
グリーン化特例は2002年度から実施されているものです。
見直しと共に延長を繰り返しています。
現時点では2023年までの内容が反映されています。
制度の目的としては乗り換えを促すことで、低公害化や二酸化炭素排出量を減らすことです。
エコカー減税の対象車
次世代自動車に関しては一律でエコカー減税対象となります。
- 電気自動車
- 燃料電池自動車
- 天然ガス自動車（平成30年排出ガス規制適合）
- プラグインハイブリッド自動車
- クリーンディーゼル乗用車
具体的には
- 日産リーフ（電気自動車）
- ホンダ Honda e（電気自動車）
- トヨタMIRAI（燃料電池自動車）
- 三菱アウトランダーPHEV（プラグインハイブリッド）
などがあります。
それ以外の車としては2030年度基準60%以上達成したハイブリッド自動車を含むガソリン車・LPG車（平成30年排出ガス規制50%低減）が対象となります。
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